2016年11月7日月曜日

「最近のスパ天」からリプレイ鑑賞

先日、50歳前後の元ボクサーkeiさんと、若い相撲ファンのふぐり山さんと、しばしスパ天で雑談チャットしました。

私はこの二人が両者共に自分の意見を持っている感じがとても好きです。

よくそれぞれと長時間に渡ってチャットするのですが、3名集ったのは珍しく、新鮮な時間を過ごせました。

翌日、スパ天に入室するも無人…。

待ちながら、

  • グラフでボクシングやるか
  • ブログ書くか
  • バージョンアップ作業するか
  • ストーリーモードやって修正箇所探すか

などを考えていたのですが、ふと昨日の二人が対戦するとどんなスパーになるのかな~と、「最近のスパ天」のリプレイ観戦をしてみました。

「最近のスパ天」をプッシュ!


直近8試合、同一カードは2試合まで保存されています。


かつてライバル分析に記した二人の特徴を転載します。
(このライバル分析の内容は、私の個人的な覚書であり、執筆当時からそれぞれスタイルは変化していくので万人向けではない事をご了承ください。)


kei
スパ天最年長プレイヤー。青春時代をボクサーとして燃焼した先輩が中年時代にこうしてスパ天に辿り着いてくれた事が最高に嬉しい。 その拳闘知識、および技術的考察は的確。人間的にも大きくて何度も助けられています。

有効な戦術
ある時点で突然プッシュによるコーナー釘付け、魂のラッシュを敢行してくる。 混乱していると一気に決められてしまうので、keiさんはどこかで来る!と覚悟して戦いたい。 フックとアッパーを落ち着いて見極めよう!

ふぐり山
相撲が好きで私の「なぜ横綱は変化してはならないのか?」という質問に「競技であると同時に伝統である」と丁寧に説明してくれました。鉛筆にヒットとかアウトと書いて、結果をノートに記して遊んだ思い出など、若きしっかり屋さん。HSP言語で鉛筆野球を再現しよう!と誘いましたが、華麗にスウェーで避け続ける♪

有効な戦術
制空権争いで様子見、しっかり自己管理の教科書ボクシング。これを逆手に取り、一気にコーナーまでプッシュで詰めて焦りを引き出したい。コーナーワークはまだ苦手で、空振りによる自滅やBフックによる大ダメージを狙える。


キャリア的にはkeiさんのほうが先輩で、戦績は…

keiさん
9019戦 3887勝(3651KO)5092敗 40分
ふぐり山さん
7010戦 2569勝(2481KO)4424敗 17分

二人とも十分なキャリアを積んでいて、実ボク界では中堅以上の存在なのですが、そのスタイルはまったく!と言っていいほど違います。

keiさんは白グラブのファイター、ふぐりさんは赤グラブの繊細テクニシャン。スパ天右下ボタンから起動できる「データ分析」でも、両者のグラフは対照的!

なんというBフックの多さ!

Bフック以外、全てのパンチのバランスがいい

さて、そんな二人の対戦、リプレイ鑑賞開始!

いつも私と戦っている時のように、二人それぞれ持ち味を生かしてパンチを交換している様子が展開されていくのですが、なんだか覗き見しているような不思議な気分です。


拮抗した序盤を終え、意を決したように得意の強打で攻めようとプッシュしていくkeiさんの圧力に押されて、ズンズン下がっていく ふぐり山さん。

(あ~、よく自分はここで押し切られてしまう!)

がっ! 二人同時にスイングしたフックの先着はふぐり山さん! 112ダメージのビッグヒット!!!
4RKOでふぐり山さんの勝利~っ!

(うわ~、ギリギリのタイミングだったけれど、よく打ったなぁ)
(もし、空砲になっていたら、keiさんの時間だったろうな…)

私のこういった思いは、試合後の後楽園ホールがザワザワしてる感じの仮想空間版なんだろうな~、自分以外のリプレイ鑑賞って興奮するな~と、次のカードを物色。

ここ最近、最も高い勝率を叩きだしているぺいさんと北海道の雄 duane氏のリプレイ発見!

(これは注目のカードだ!)


青グラブでスイスイ動きながらBフックを狙ってくるぺいさん、それを紙一重で避けながら有効打を決めていくduane氏のテクニックが序盤を支配。

がっ! 4RついにBフックが決まり、捕まりかけたところで、duane氏が意地のストレートカウンター(↑画像)!

 がっ、これが近すぎて浅い! 倒れなかった(更に言えば疲労もしなかった)ぺいさんがBフックを追撃し、duane氏のボクシングが崩壊していきノックアウト!

(やっぱり近場でのストレートカウンターはリスクあるなぁ)
(打つならアッパー、もしくは空転させて疲労させるべきなのか…)
(やっぱぺいさん強いなぁ…)


うーん、私の脳内にある仮想観客席のザワザワが止まりません。
スパ天のリプレイ、面白いです!

知っている選手の試合を観戦する。

これまで自分が戦うことを重視していましたが、「リプレイ鑑賞」も立派な実ボクの楽しみなんだなと再認識できました!

スパ天での孤独な待ち時間、二重起動してリプレイ観戦しながら待っていれば誰かが来るかもしれません。



ふと思う。

スパ天退室後に表示される夜のデータ閲覧画面。
あそこで時折(多くは新人さん向けに)アドバイスの手紙が届くが、その時に先輩達のリプレイをランダムに流すのはどうだろうか。

文字によるアドバイス以上に熟練者同士のリプレイは役に立つような気がする!


関連記事

自分以外のスパーを観戦可能に!
リプレイデータの圧縮、アップロード、ダウンロード、解凍、再生。
開発の苦労が記してあります。