2010年6月3日木曜日

電脳戦機バーチャロン

次に紹介するのは、電脳戦機バーチャロンです。

主流から離れていく悪い癖がある私。

コーラよりもペプシ、カレーライスよりもハヤシライス、
マリオよりもソニック、プロレスやK-1よりもボクシング、
任天堂やプレステよりも歴代セガ家庭用ハード…

国内に通信インフラが整備される前に
電話回線で通信を実現していたセガ。

まさに勇み足、
通信ゲームを家庭に普及させる戦略は大コケしましたが、
夢を見せてくれたそのアタックにユーザーは拍手を送りました。

当時の通信対戦ゲームといえば、バーチャロン。

ゲームセンターで2本のレバーを自在に操る若者の姿が、
ガンダムでいうニュータイプ、そのものに見えましたね~

なんかガンガン音を立てて操作、負けると叩きつけて悔しがる…

すごい!と思いましたが、100円使うまでには至りませんでした。
(結果として、アーケードのバーチャロンは未プレイ)

こそこそサターン版を購入して、一人用モードで遊んでみましたが、
数回のプレイでクリアーできる内容に肩透かしを食らってしまいました。

(な~んでこんな内容のゲームで、熱くなれるんだ?)
と不思議に思ったくらいです。

が、なかなかバーチャロン人気は衰えを知りませんでした。

(ビーム・接近武器・ジャンプ・ダッシュ。
たったこれだけの組み合わせ…。なるほど!)

単純な内容でも"人と戦う"という仕組みがあるだけで
プレイヤーを熱くさせてしまう、という事実…

同じ(ような)条件、戦う場所があれば、それだけで人は熱くなる。
これはスパーリングで熱くなる仕組みとまったく同じなんだ~!

いまいちバーチャロイドというロボットやSFの設定に
ピンとこなかった(これなかった)私は、
(このゲームの舞台が、ボクシングだったら…)
と勝手に脳内妄想、更には登場も期待したものです。


戦っているのはロボットだし、ビームもガンガン打つけれど…
軸をずらしたり前後左右に動きつつ戦う仕組みは "ボクシング"!?

その後、ボクシングに特化した通信対戦ゲームは登場しませんでした。
(仕方ない。どんなに時間がかかったって自分で作りゃいいか…)

通信の仕組みも知らなかった実ボク製作の創世記から、
心のどこかでネット対戦実現を意識しつつ組んでいけた幸運。
(ストーリーモードのコンピューターボクサーの動作は、
内部的には2Pボクサーとして仮想キーボードで操作されている)

当時のread me.txtには、夢として記載されていたネット対戦。
あの時、バーチャロンのプレイヤーを後ろから眺めていなかったら…。

本当に夢のままだったかも♪

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