そのマイナーな環境で製作されたオリジナルのボクシングゲーム、その名も「ボクシング」。
私による一般に公開された処女作品はグラフでボクシングですが、それよりもずっと前に開発された真の処女作品「ボクシング」。
この作品には実写でボクシングで採用されている要素が数多く含まれており、実ボクの直径祖先、まさに原型と言えます。
当時はインターネット上に公開する、もしくはハードディスク等の記憶媒体に保存する、という手段が存在せず、ちょっとしたショックで消えてしまうカートリッジメモリに頼るしかありませんでした。案の定、数年後に確認すると、綺麗さっぱり消えていたのでゲームのプログラムは残っていません。
プレイ動画をVHSテープに録画したこの動画が唯一の存在証明、二度と遊ぶことはできない幻の作品…。
長くこの動画も失われていたのですが、大掃除の際に捨てる候補として並べられていたVHSテープの山から偶然発見され、今回の公開となりました。ゲームそのものは消えてしまいましたが、せめてこの動画だけでも残って、更にこうして公開までできて本当に良かった…。
特にオチのない記録映像です。雰囲気が掴めたら無理に視聴する必要ありません。
実ボクとの共通点
- 攻撃にジャブと強打があり、ジャブは伸縮自在
- ターゲットは顔面とボディがあり、ボディ打たれるとフットワーク鈍る
- 接近しすぎるとクリンチ
- カウンターヒットは大ダメージとなる
- 上下のガード、スウェーによる防御がある
- ゲームモードが2P対戦しかない
- ダウンはラウンド終了のゴングに救われる
- インターバル回復量は3秒ぴったりの目押し(オーバーだとダメージ!)
- 派手な勝ち方をすると観客席にファンが増えていく
- 体力メーターの左右にある円ゲージ?が不明
- ジャッジのひとりはガード数も評価している様子
- 出世の仕組みはグラボクの原型と言える
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