2012年6月29日金曜日

北のジム(内海隆一郎)

一ヶ月前に妻が私に「ある本」を貰ってきてくれました。

北のジム(内海隆一郎)

戦争が始まる前、北海道でボクシングと共に歩む男、竹村。

ピストン堀口の新聞記事に胸を躍らせ東京に行き、笹崎という若者とスパーをして、ストレートを浴び…。

拳闘を教えてくれた前田は東京から逃げてきた訳アリ男、後に妻となるトミの健気な大和撫子ぶりは最近じゃないだろうな…。

期待しないで読み始めたのですが、引き込まれました。

主人公が決してスーパーマンではない、ただちょっとだけボクシングに向いているだけ、って言うのがリアルで、感情移入できました。

北海道という土地を舞台に繰り広げられる物語は、起伏こそなくホント地味でしたが、味わい深いものでした。

ちょうどduane氏が北海道在住ということで北海道に興味が沸いていたのでドンピシャでした。

図書館の不要本のため、美品ではありませんが、読み終わった今、捨ててしまうのは惜しいと感じています。

読みたい方いらっしゃったら送らせていただきます。
(送料は私が払います)

複数いる場合、ここは実ボクのコミュニティなので、トーナメントによる一発勝負スパーで決めていただいて、読み終わったら、また次の方へ…みたいな流れかな…。
(その際、送料が発生しますが、数百円程度です)

本の後ろには読んだ人の実ボクネームを記していきましょう。
(送る前に私は「サンドバック」と書きます)

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