2010年11月21日日曜日

映画「あしたのジョー」

あしたのジョー 予告編が公開されました。

(アイドルが演じるジョー? けっ!)と先入観があるかも知れませんが、この時代にジョーを作ってくれた事に感謝したいと思います。

民放でのボクシング中継が激減している今、次の世代にボクシングを伝えていくには新しいアプローチが必要です。私は実写でボクシングというボクシングゲームを作ってボクシングの伝道活動を行っていますが、もっともっとワイドに伝える必要があると思うのです。

既存ボクシングファンが「最近のボクシング界は…」とゴニャゴニャ懐古主義に浸るのは、個人的には業界の衰退に繋がる意見であることが多いと感じています。。


上記の予告編を見て(あ、本気で取り組んでいる!)とヒシヒシ。
泪橋のディテールを見ただけでぐっと来るし、そこにフラリと現われたジョーの姿、純粋に(あ、ジョーだ…)と!

リングも大場時代を彷彿させるロープや質感。

クロスカウンターのシーンにて動作としてパンチが止まっている、肩ごとパンチ打って頭がぶれている、など拳闘論で突っ込むのは可能ですが、そんなこたぁ「ヤボ」でしょう。

更に言えば、香川段平をキャスティングした以上、我々ボクシングファンもこの作品を見逃せない。

純粋に「観たい!」と私は思いました。

「この時代の若者にジョーはいるか?」

少年時代の坂本博之は飽食の時代にザリガニを食べて飢えを凌いだ。
全員が貧乏だった時代よりももしかしたら過酷だっただろう。

どの時代にもジョーはいる、必ず。


関連記事
ウルフ金串

0 件のコメント:

コメントを投稿