亀田兄は自身の動きもよかったが、弱い相手にはなんだってできるのがボクシング。
弱いとまで言ったら失礼ですが、ま、一流ではなかったと言えそうです。(タイトル挑戦者としてギリギリ?)
本当に試されるのは次の指名戦ですかね。
三男のボクシングは退屈でした。
さして頭を動かさない相手にヒットできないのは、自身のパンチ精度に問題があり、更にパンチを振り切っていないので怖さがない。ガードを叩くためのジャブが複線にならず、ポジショニングにもストーリー性なし。
スピードのある身体能力だけが目立つので、観戦者として「なんでだよ感情」がずっと続く試合でした。
スピードに乗せた出たとこ勝負をやめて、丁寧に対処していく詰め将棋をしてもらいたい。
有利の下馬評だった次男は余裕しゃくしゃくの滑り出し。が、タイ人に日本の不良的な威圧は通用しないことが多い。(シリモンコン的には長島健吾の顔が一番怖かったとか…。坊さん顔が怖いってことか?)
打ち合いの中、有効打を当てるたびに「どうや!」と油断(弛緩)、そこにつけこむ王者、の繰り返しの中で次男消耗していく。
ただ、打たれても頑張った。
中盤、王者が距離をとっても、意外と次男が対応、気持ちだけでなく技術的にも善戦し続ける。
この子はボクシング一家の中で劣等、負けを認めないことで生きてきた。勝つ!という気持ちは最後まで捨てていなかったと思う。
中差判定で王者の防衛でしたが、ボコボコに腫れた次男の顔はボクサーの顔だった。
おつかれさん、何度もビデオ見直して、試合中に弛緩する癖を矯正して再起したまえ~!
2011年12月8日木曜日
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