2013年9月20日金曜日

船の上の心優しきチャンピオンは誰?

ボクサーとの出会い 投稿者:バシ 投稿日:2013年 8月31日(土)

実写でボクシング(ウィンドウズ用ボクシングゲーム)にはまり、農作業中にボクシングのことを考えていて、俺ってボクサーとの出会いが無かったなーと思っている時、いや有った!確か彼は元チャンピオンだと言っていた・・・。

その時私ことバシは25歳、まるで奴隷船のような船のなかで人生で初めて経験する、いつ食べ物にありつけるのか判らない状態にあった。

大学を卒業し金をためバックパッカーとなり、最初に選んだ国がインドネシア。選んだ理由は北海道人の憧れる「常夏」のキーワードのみ。

一ヶ月インドネシアを廻り、首都ジャカルタからシンガポール行きのチケットを買った。インドネシアの価幣のインドネシアルピーを他国に持って行っても換金できるか怪しいので、船の中で使用する飯代を計算し使ってしまってからシンガポール行きの船に乗船した。

乗船して驚いたのは2等席を選んだのだが席なぞ無かったこと。海水がかからない所を見つけ陣取った場所が2等席であった。そしてありえない程客数が多い。確実に定員無視。暑い・狭い・臭い。

ただ、まだ金があるうちは良かった。メシも飲み物も買えた。
なにが原因か判らないが船が小島に停泊したのだ。停泊したのが1日だったのか2日は覚えていないが、予想外のこの停泊で私の金は無くなった・・・。

船は出港したものの食うこともできず、飲むこともできず、いつ到着するのかも判らない状況は肉体的にも精神的にもこたえ、ただ虚ろな目を天井に向けることしかできない状況にあった。

そんな状況の中、一人の男が話かけてきた。
私は恐怖した。

その男には目の上に漫画に出てくるような深い傷があり、なにより彼からにじみ出る圧倒的な戦闘能力を感じた。男は萩原健一のような顔立ちで、それがなおさらヤクザぽい雰囲気も出していたかもしれない。

彼は私に食事とコーヒーをおごってくれた。たぶん私の顔を見て察してくれたのかもしれない。そして彼はこう言っていた。彼は元チャンピオン(国内なのか世界なのかは不明)で、今はジムを経営していてその対戦相手との交渉に行くんだ、というような話だったかと思う。船上中もう一度飲み物をおごってもらい、なんとかこの奴隷船はシンガポールに到着した。

彼の名前は分らない。たぶんメモに名前を書いてもらった気はするのだが、そのメモもスリに遭いカバンごと無くなってしまった。

地獄で仏に合うという言葉があるが私の場合「地獄でチャンピオンに会う」でした。

長文失礼しました。オヤジの想い出です。



投稿者:サンドバック 投稿日:2013年 9月 1日(日)

バシさん!
素晴らしい体験の投稿、ありがとうございました!

色々な男達の人生に触れられる…。
私が実ボクの運営をしていて最高に価値を感じる瞬間です。

バシさんは「大学を卒業し金をため、バックパッカー」ですが、私は真逆で「高校を卒業し即結婚、いきなりマンションの35年ローン」。

どっちもエッジが効いています!?

ちなみに私はまだ飛行機に乗ったことがなく、ここ数年(数十年?)は関東地方からも出ていません。

出不精なのと仕事の疲れを抜きたいというのがあって、遠出を控えてしまう自分がいます。

先日書き込みのあったfight氏のロングドライブや今回書き込みいただいた若きバシさんの放浪の旅…。

憧れます!

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船の上で若き日のバシさんが会った元チャンピオンを予想!

萩原健一に似ているということでピンと来るのは、カオサイ兄弟のどちらかではないでしょうか。

カオサイギャラクシー、もしくはカオコーギャラクシーで両者共に世界チャンピオンになっています。

顔はムチャクチャ怖いです。

で、私の記憶ではカオサイは日本人と結婚したので、見ず知らずの日本人にも親切にしてくれたのでは…?

ただしカオサイはタイでは英雄的な選手なので、彼を知らないタイ人はいないと言っても過言ではないと。

あまり周囲が盛り上がっていない様子だったのであれば、カオコーと予想します。

顔は双子なので似ていますが、ちょっとだけカオコーが細かった印象があります。

下の画像を若くしたら…!?
当時の記憶と合致しますでしょうか?





チャンピオン予想 投稿者:バシ 投稿日:2013年 9月 2日(月)

会長さん、私の薄い記憶に対してのチャンピオン予想有難うございます!

カオサイギャラクシーの顔、似ているようなー感じもするのですが、いかんせん古い記憶で断定はできないんです^^すみません。

私は当時ショーケンファンでしたので脳内でショーケンに変換されてしまっていました。

写真のショーケンが私の合ったチャンピオンのイメージです。
しかしタイ人チャンプであれば、インドネシア人が知らないのも(騒がれている様子はありませんでした)納得はできます。

というか、こんな古いタイ人チャンプまで知っているとは!
会長のボクシングおたくに驚きです。



どうでしょうか?
ショーケンとカオサイ、二人の写真はソックリだと思うのですが…!



ここまで読んでいただいたアナタ!
チャンピオンの正体にピン!と来たら、コメント欄に書き込みをお願いします♪

2013年9月13日金曜日

実ボクアイドル「style」、商店街でライブ



実写でボクシングの強豪ユーザーでありスポンサーでもあるはまこ~氏が、プロデュースしているアイドルが「style」です。
styleオフィシャルウェブサイト

まだまだテレビに出ているアイドルのレベルに達していないかもしれませんが、ダンス・歌を一生懸命に練習しているのを感じます。
(学校行きながら大変だろうなぁ、がんばれ!)

商店街に設置された小さなステージ、いつかこういった動画にプレミアがついたりして…。



ライブ動画の冒頭でも言っているように自殺撲滅の活動をしているstyle。
(スタッフの方が観客の方に見せていたピンバッチはこちらかな?)

私も日々強く自殺という選択がもっともっと(特に若者から)遠い選択になれば…と思っています。


個人的な見解になるかもしれませんが…

まず「自殺しちゃいけない」という前提があります。
(自殺した人を美化したり同情しすぎるのは次世代に悪いバトンを渡してしまう)

環境によって自殺に追い込まれるんだったら戦え!
それができないなら逃げろ!
その環境なんてきっとクソ食らえなんだから!

これが私のスタンスです。


もし自分の娘・息子が自殺を選んだら…。
冷たくなっている娘・息子を考えただけでも恐ろしい事です。

恐ろしい事にならないよう「自殺しちゃいけない」を強く伝えなくてはならない。
戦ったり、逃げたりしろ! 絶対に死んじゃダメだ!


こういった考えは元東洋チャンピオン坂本博之の生き様から受け取っているんだと思います。



以下、坂本の「僕は運命を信じない」という本の紹介文です。

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元プロボクサー坂本博之さんは、福岡県川崎町生まれ。

物心ついたころには両親が離婚。預けられた親類宅では食事することを許されず、川でザリガニなどを食べて飢えをしのぎました。小学2年のとき、福岡市の児童養護施設「和白青松園」に入園、初めて三食の食事と寝る場所を与えられました。

高校卒業後、東京都内のボクシングジムに入門。過去4度、世界タイトルマッチに挑戦し、いずれも敗れましたが、元WBA世界ライト級王者・畑山隆則さんとの試合ではボクシング史上に残る名勝負を演じています。

いじめによる自殺、児童虐待などが相次ぐ中、坂本さんは「どんな環境や境遇に生まれようとも、生きてさえいれば人は前に進むことができる」と訴えます。

本書は、絶望の中でも夢を追い続け、はい上がってきた坂本さんの壮絶な半生を通じて、「生きる」という意味を問いかけた内容です。

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自身の環境を彼はひとつも恨むことなく、夢に向かって努力し続けます。

微妙な判定で敗北した世界初挑戦、長引く腰痛により存分に発揮できない強打、初回に二度のダウンを奪った世界戦で目の腫れにより採点リードのままドクターストップ。

辛いシーンの連続ですが彼が言い訳した姿は観たことがありません。

人のせい、環境のせい、にして腐っている者は多い。
グチグチ言うよりも夢に向かって前進することに全力を傾けろ!

坂本博之という男は私の憧れです。
私も負けずに家族を引っ張っていきたいと思います。

そしてその熱い想いを「実写でボクシング」という作品に込め続けていきます!