2013年1月28日月曜日

実ボクのレビューや感想を書いていただけませんか?

以下のフリーソフト紹介サイトにレビューや評価を書き込みしていただけると、実ボクの普及に効果があるかもしれません。

実ボクの対戦相手を増やしたいと考えてくださるユーザーの皆さん、お手数をおかけいたしますが、ぜひ御一筆ご協力をお願いします!

個人的な見解ですが、上段にあるサイトほど実ボクの普及に効果があると予想されます。



itch.ioコメント書き込み、寄付)
英語のアプリがメインですが、日本語対応されて使い勝手がよくなりました。ダウンロードの際に寄付できる機能があります。2021年から公式サイトからのダウンロードリンクをこちらに切り替えました。下の方にあるコメント記入欄に感想や質問、応援など書き込んでいただけると嬉しいです。

ふりーむレビュー書き込み イラスト投稿
国内の紹介サイトでは最も運営に活力があり、レビューしてくれた方にリアル現物?が届く企画をやったりする。レビューだけでなくイラスト投稿も受け付けているので、見た目も賑やか。
2015年頃から実ボクのメイン公開先となっているサイトです。
・メイン公開先となった経緯の記事
・過去にレビュー投稿いただいた結果の記事

フリーゲーム夢現(レビュー、各要素5段階評価)
登録数が多く、他にもこんなゲームはいかがですか的なお勧めをしてくる仕組みもある。きっとレビューや評価によってお勧めされる率が上がるのでは…?

Vector(☆10段階評価 レビュー書き込み)
国内最大手のダウンロードサイトで、ユーザーからの評価が★マークとしてソフト名の横に表示される仕組み。レビューを書き込む際にVectorパスポートへのログインが必要なのがネックですが、ベクターへの書き込みは実ボク普及にとって大きな効果があるかもしれません。

indiexpo
ダウンロードしたりコメントを書くと経験値が入って成長していくゲームっぽい要素があります。海外向けの雰囲気があって新しいユーザーの入り口になってくれたら…と祈っています。

Softonicこちらのページにレビュー書き込み)
レビューや評価の結果によってランキング化され、より上位に表示されるようになる仕組み。検索でも上位にヒットする企業製のサイトなので、Softonicへの書き込みは他のサイトとは違う特別な効果があるかと思います。

ansinsoft.comこちらのページ、下段から10段階評価を投稿)
地震被害を乗り越え運営する管理者にエールを送ります。が、かなり更新は滞っています。無事なのだろうか…?

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以下、リンク切れサイトです。運営、お疲れさまでした。
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フリーゲーム総合サイト(☆5段階評価 レビュー書き込み)
登録数が多い上、作りもわかりやすく好感が持てるサイト。評価書き込みにより実ボクの掲載されるページが目立つ場所となります。2013年現在、コメント数ではトップも評価★の数では下位。きっと上位になれば実ボク普及に大きな力となってくれると!

つくつくネット(☆5段階評価 レビュー書き込み)
新しいサイトですが、運営者の熱意を感じます。長く続ければきっと次の世代の定番サイトになる予感!書き込む際にログイン等不要なので気楽に書き込めます。

ゲームモリモリ(☆5段階評価 レビュー書き込み)
このサイトもソフトの登録数が多く、実ボク普及に有望と思われます。

ケセラセラ(☆5段階評価 レビュー書き込み)
実ボク公開当初に登録したサイト。残念ながら更新があまり行われていない様子で他のソフトのスクリーンショットもリンク切れが目立っています。ただし懐かしい実ボクユーザーの書き込みが残っていて貴重!

ふりげ!(実ボクを探して投票)
実ボク公開当初に登録したサイト。残念ながら本編では紹介されていませんが、投票数が増えれば紹介してくれるようです。でもあまり期待できない雰囲気?

無料スポーツゲーム集
実ボク公式HPを訪問する新規ユーザーの参照元の多くがこちらのサイト。ボクシングファン以外のフリーゲームファン獲得に効果があると思われます。なんでもいいので書きこんでいただけると、その数によって上位表示される様子? なんでもいいので書き込みを♪



2013年1月26日土曜日

ビョークのスパ天講座 最終回 スパ天での心構えについて本気出して考えてみた

皆様、こんにちは。いよいよ「ビョークのスパ天講座」も最終回と相成りました。ここまで駄文乱文にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。今回は、勝つために必要な心構えについて考えたことについてか書きたいと思います。
ちなみになぜ、そのような精神論を考えるようになったかといいますと、スパ天で時折開かれる大会で、自分が大きく勝ち越している相手にまさかの敗北を喫することが多かったからです。
そこで、「スパ天で勝つためには、技術だけではなく、精神的な要素も必要なのではないか・・・。」と考えるようになりました。そうして考えるうちに、現時点で行き着いた、勝つために必要な精神的な要素は以下の3つになるのではないか、と思うようになりました。では、その3つを紹介しようと思います。


1.謙虚であれ

まず、これはスパ天のプレーヤーの大鉄則だと思います。2.にもつながってくると思うのですが、相手を見下して戦うと、足元をすくわれて意外な攻撃を浴び、それが元で「なんでこんなザコに・・・。」とイラついて強打を振り回し、さらに致命傷を受けるということにもなりかねません。
また、プレーヤー同士のつきあいと言った観点から考えても、あまり良い性格とは言えません。
自分を卑下する必要はもちろんありませんが、他のプレーヤーに敬意を払い、胸を借りるつもりで戦うようにすると、技術の吸収もしやすく、自然と勝てるようになると思います。


2.簡易チャットは熱くても、戦うときはクールに

これは1.でも言ったことですが、スパー中にイライラしだすと、負けの始まりです。イライラしだすと、一発逆転を狙えそうなパンチ、つまり強打を振り回したくなります。が、ブンブン振り回す強打というものはよほど相手が油断していない限り、そう簡単に当たるものではありません。
逆に、カウンターを浴びて撃沈されるのがオチでしょう。
なので、いくら劣勢の状況でも、いつでも相手の穴を突けるように、相手の隙を探しながら冷静に戦うようにしましょう。このまま行けば勝てるという状況の相手は、案外隙が多いものです。特に僕なんか隙の塊みたいになっちゃいますw


3.常に実ボクへの探究心を持ち続けよう

これは謙虚であることと同じくらい重要なことだと思います。もしこれがなかったら、勝率は全くと言っていいほど伸びないと思います。そして、高い勝率を維持している人は常にこれを持ち続けています。「もっと効率的に相手にダメージを負わせられないか」、「もっと相手の攻撃を食らわずにすむ技術はないか」などなど、そういった探究心によってスパ天での技術は進歩してきました。
そして、そういった探究心によって少ないスパー数でレベルアップし、中堅どころといわれるようになった新人さんも数多くいます。初めのうちは「強くなりたい!」、そんな気持ちだけでも十分です。というより、それが実ボクへの探究心の根源です。その気持ちだけは、絶対に、忘れずに持ち続けてください。


一応精神的な要素と言うことでもう1つ紹介しておきますが、これをやると負ける気がしない、という行動を作っておくのもいいかもしれません。大会等で緊張するときは、そういうことがあると結構落ち着きます。
ちなみに僕が「負ける気がしない」と思うのは、「Go Tight!」という曲を聴きながらスパーをするときですね。ちなみにこの曲の元ネタが分かった人は、相当のアニメ好きですねw


最後に

改めまして、最後の最後まで駄文乱文にお付き合いいただきまして心より感謝いたします。
この6回で書いたことの大部分は、スパ天で勝つのに最低限必要な、基本的な技術で出来ています。この6回に書いたことをしっかりマスターして場数を踏めば、十分勝ち越しを狙えると思います。
しかし、この6回で書かれたことだけがスパ天での技術の全てではないこともまた事実です。そして、ここに書かれたことの中に、通用しないかもしれない技術があるのもまた事実です。
なので、ここに書かれたことだけに固執するのではなく、いろいろな所から技術を吸収し、自分だけのオリジナルスタイルを作り上げていってほしいと思います。最近は、フリッカーさん、ZIRさんなどといった強豪が優れた研究成果を発表しているのでそちらを参考にするのも良いでしょう。

最後になりますが、この「ビョークのスパ天講座」を読んで、スパ天に全く縁のなかった新人さんが強くなってタイトルを獲得し、そして、スパ天を代表する強豪に育ってくれることを切に願い、終わりとさせていただきます。
本当に、どうもありがとうございました!

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2013年1月24日木曜日

ビョークのスパ天講座 第5回 ほんのちょっとだけ差がつく?小技集

皆様、本当にお久しぶりです。以前から書こう書こうとは思っていたのですが、何せものぐさで「ホームページNinja」を立ち上げるのもおっくうがっていましたwが、意を決して再びキーボードに向かい、休業までにこの講座を終わらせることにしました。それでは、改めて「ビョークのスパ天講座」、よろしくお願いいたします。

さて、今回のテーマは、実戦で使える小技。攻めで2つ、守りで2つほど紹介したいと思います。それではまず、攻めの小技から。


攻めの小技その1. フック→ストレートのコンビネーション

読んでの通りです。(笑)ただ、2撃目のストレートは非常に命中精度が高く、フックでダメージを受けた相手に致命傷を負わせることも可能な代物です。このとき、フックからストレートへのつなぎは早くやるとさらに効果的です。
ただし、食らったあとにダッキングをしてくる相手にこのコンビネーションを使うと、ダッキングアッパーで返り討ちに遭う可能性が非常に高いので注意しましょう。そういう相手は強打派に多いです。

攻めの小技その2. Bフック→アッパーで逆転狙い!

これまた読んでの通りです。(笑)ただし、この小技は消耗が非常に激しいので最後の勝負手として使うのが無難です。しかも、普通に戦っているときに使ったら間違いなくKO確定でしょう。「じゃあ、なんでこんなもん載せるんだ、バカ野郎!」という話になると思いますが、使う目的はちゃんとあります。その目的とは、スウェー崩し、それに尽きます。スウェー崩しというと、戻り際を狙ったワンツーがよく使われますが、あまりにもオーソドックスな崩し方なので終盤これを使って逃げ切り態勢の相手を崩すというのは結構難しいです。その点、Bフック→アッパーというコンビネーションは無謀とも思える代物なので、相手の意表をつくことができるのです。
ちなみに、なぜこのブンブン丸的コンビネーションがスウェー崩しに有効かというと、Bフックでスウェーからの戻りを遅らせることができ、その遅れたところにアッパーが当たるからです。さらにBフックによるボディダメージが顔面ゲージの回復も遅らせるので、普通なら立てるダメージでもそのままKOに追い込める可能性も秘めているからです。
ただ、最初に書いたとおり、このコンビネーションは消耗が激しい上、アッパーを読まれたら間違いなくKO確定なので、これを使うときは一か八かの大バクチです。ですので、これを使えるのは最終R、しかも相手がコーナーでスウェーしっぱなしにしているのでもない限り、1発限りの大技になるでしょう。ただ、成功すれば威力は大きいので覚えておいて損はないでしょう。

ちなみに、攻めの小技は、どんな相手にも有効な万能兵器というわけではありません。どちらにも書きましたが、それぞれ相性があります。なので、相手に応じて封印しておくことも必要です。そのことも肝に銘じておいてください。


さて、守りの小技ですが、これは攻めの技とは違って結構汎用性があります。覚えておくとほんのちょっとだけ差がつくと思います♪

守りの小技その1. ダウンから立ったらフックを意識!

ダウンから立ち上がったときに、一番食らいたくない攻撃は、フックだと思います。なぜなら、ガードしてもダメージが入り最悪ダウンもありうるので、そこでポイントを相手に持っていかれ、非常に苦しい戦いを強いられることになるからです。
なので、ダウンして立ち上がったら、相手のフックを意識して戦いましょう。そうすれば、相手が仮にフックを打ってきても、空転させてカウンターを狙える確率が上がります。
それと、強打を止めるジャブも結構ダメージが大きく、イヤな攻撃なので、ダウンから立ってすぐのときは、いきなり強打を打つのは避けた方がいいと思います。

守りの小技その2. 食らったら、空振りしたら、とにかくガード!

これはフリッカーさんも指摘していることなのですが、強打を空振りしたら、そして強打を食らったら、とにかくガードを固めるのは被害を最小限に食い止めるためには必要なことです。
強打を食らうと、浮き足立って後退を考えたくなりますが、それでは相手の思う壺、追撃を食らってジ・エンドになる危険性が非常に高くなります。それに対し、ガードを固めていればフックで30から40ぐらい食らう可能性はあると思いますが、損害は退却を急ぐときより少なくてすみます。
また、強打を空振りしたときもガードを固めていれば、相手のタイミング次第では、逆にカウンターを入れられる可能性があります。なので、強打を空振りしたときもがっちりガードを固めるようにしましょう。もちろん、ガードを固めて相手の攻撃をひとまずしのいだら、すぐにダッシュで撤退してOKです。顔面ダメージを蓄積してあげるような義理はないですからね。(笑)


さて、技術論に関してはもうほとんど出し尽くしたと思います。なので、次回、勝つための心構えについて考えてみたことを書いて、「ビョークのスパ天講座」は終わりという形をとりたいと思います。
でも、皆様から質問があれば出来る限り答え、この講座の番外編、という形で復活(?)も考えています。それでは、次回に乞うご期待!

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2013年1月21日月曜日

ビョークのスパ天講座 第4回 4つの許さぬところ

皆様、お久しぶりです。今回は、「カウンターの鬼になろう!」ということで、強打の必殺タイミングを伝授していきたいと思います。
ただ、何にしてもそうですが、特にこの強打のタイミングというものは、ここで読んだだけではダメで、実際に打たれながら練習し、自分のものにしていくことが大切です。といっても、解説しない限り練習もできないでしょうから、解説を始めます。(笑)

強打は、闇雲に打っても当たりません。ブンブン振り回せば1発ぐらいは当たるかもしれませんが、それはあくまでもあくまでもまぐれにすぎず、2回目が入るとは限りません。なので、強打は狙うべきタイミングでしっかりと打ち込まなければなりません。
では、その狙うべきタイミングとはどこか? それは、大雑把に言うと、以下の4つです。


1.鈍ったストレートを打ってきたとき。

これは、非常に有名、というより常識といってもいいタイミングですね。自分が通常の速さで動けるのに対し、相手はスローモーション同然の動きなのですから、強打が当たらないわけがありません。なので、相手が鈍ったストレートを打ってきたら、多少体力ゲージに蓄積が入ることも覚悟のうえで、強打を決めるべきであり、また、強打を狙われているプレーヤーは、このストレートを打ってしまうことは絶対に避けなければなりません。もし打ってしまったら、防ぐ方法はありません。
このときはどんなパンチも当たりますが、狙いどころはアッパーかBフックでしょう。一気に決めたい場合はアッパー、タイトルマッチのようにじっくり腰を据えて攻めたい場合はBフックと使い分けるのがいいと思います。


2.強打を空振りしたとき。

これも、1.と同じくらい重要なタイミングです。ただ、1.と違うところは、Bフックを当てにくいことぐらいです。この局面で一番狙いやすい強打は、ストレートだと思います。
ただし、強打は強打でもストレートを空振りしたときは、射程の関係で強打は狙いにくいでしょうから、この場合はジャブを当てるだけで十分です。
ちなみに、このチャンスで強打を当てるためのいい練習法がオフラインモードにあります。それは、「タイムはとりあえず気にせず、直樹のタイムアタックをやりこむ」ことです。ストーリーモードの攻略法でも書きましたが、直樹のスタイルは、接近して強打をガンガン打ち込んでくるスタイル。なので、その強打を空振りさせる練習をすれば自然にこのタイミングは習得できるのです。
ただ、直樹の動きは、「ガード状態の相手にはフック、ダッキング状態の相手にはアッパー」とある程度パターン化しているので、あえてこのパターンを使えないようにする動きをしないと練習になりません。そのためには、ダッキング姿勢とガード姿勢を入れ替えながら直樹に接近することが大切です。そして、モーションから打ってくる強打を読んでカウンターを放つ練習をします。
ただ、この練習法は非常に難易度が高い(僕も結構失敗します)ので、いきなりこの練習法をやる自信がない人は、ガード姿勢もしくはダッキング姿勢に固定して、いろいろな回避や返しを練習するといいでしょう。僕の知る限り、直樹の強打への返しは10通りぐらいあります。
・・・とまぁ、偉そうに練習法を解説しましたが、実はこれ、ある有名プレーヤーの受け売りなんですwまぁ、非常に効果のある練習法なのでここでも取り上げてみましたが・・・。(笑)


3.コーナーに追い込んだとき。

コーナーに追い込まれたときにパンチが当たると、それほどいい当たりでなくても通常よりも大きいダメージが入ります。
また、バックステップによる回避ができませんから、スウェーやダッキングをしない限り、強打は当たってしまいます。
これらの性質を考えると、コーナーに追い込んだときは、多少顔面にダメージを食らうことも覚悟の上で、Bフックを打ち込んでみるのがいいと思います。クリーンヒットしなくても60前後のダメージは期待できますから、それで削ったあとにBジャブを連打してさらにダメージを与えればあっという間にボディへの蓄積ダメージの出来上がりです。
ただ、何度もいう通り、ボディ攻撃はカウンターを受けやすい攻撃なので、好き勝手に攻撃するようなことはせず、相手の動きも警戒しながら攻めることが大切です。
また、ダメージ増加の特性を利用して、削りのフックを浴びせるのも効果的です。ダウン寸前の状況で当たれば、KOも狙えます。


4.密着した間合いから中途半端に下がったとき。

これは他のサイトではあまり紹介されないタイミングですが、意外にストレートが当たる盲点です。キーボード操作の方ならわかると思いますが、ダッシュで後退しようとしたら、ダッシュにならないで通常の後退になってしまった、という経験はないでしょうか? 実はこのミス動作は意外に危険なのです。
後退しているため防御力は若干上がるとはいえ、ストレートが直撃するわけですから、それなりのダメージは入ってしまいます。具体的な数値を挙げると、だいたい60から70といったところでしょうか? これだけ聞くと大したことはなさそうに思えますが、この状況でジャブが1発入っただけでもダメージが入ってしまいます。
また、密着した間合いから下がるときというのは、強打を食らって体勢を立て直そうとするときが多いので、そんなときに食らうとKOの危険性が出てきます。
なので、こういう動きをしてくる相手を見たら、反射的にストレートを打てるようにしましょう。
ただし、ダッシュで逃げる相手にはストレートも当たらないので、その辺は見極める必要があります。


他にも強打を狙えるタイミングはあると思いますが、一番確実なタイミングを挙げてみました。この4つを狙えるだけでもかなり怖い相手になれるはずです。後は実戦で練習あるのみ、ひたすら場数を踏みましょう。


あと、カウンターの精度を上げるコツも2つほど紹介しておきます。

まず1つ目は、「序盤を丁寧に戦うこと」です。一見意外なポイントかもしれませんが、序盤にペースを握ると、相手には少なからず焦りが出てきます。相手によっては、強引な強打を打ってくるケースも出てきます。つまり、カウンターチャンスが圧倒的に増えてくるのです。
一方、強引な攻めを展開して自分が不利になってしまうと、相手はそこを意識しますから、大体の場合強打を控え、ジャブ中心の堅実なボクシングをしてきます。となると、強打のミスショットは減ってきますから当然カウンターは狙いにくくなります。(かく言う僕は逆転勝ちは多い方ですが、勝負に出て勝ったケースがほとんど。少ないミスショットを狙って仕留めるのは相当集中力がいるので、やっぱり一発逆転というのは難しいと思います。)
ここまで読めば、序盤を丁寧に戦う意味はわかりましたよね? 特に、不用意な強打を打たないことが大切だと思います。(例えばダメージを入れられるところまで追い込んだ場面で、何も考えずにフックを打つのは、逆転してくださいと言ってるようなものです。ただし、フックに対して無反応のようなら積極的に狙っていいと思うのでその辺はケースバイケースで。)

また、2つ目は「予測を立てること」です。強打が来ると確信したうえで返しを入れるのと、いきなりの強打に対しておっかなびっくり強打を打つのでは反応速度が全く違います。
相手のスタイルをしっかり観察して、どういった場面で強打を狙ってくるか、無造作に危険な間合いを作っていないか、防御の癖、そして相手が狙っているパンチなどを予測し、そこを見切ったら逃さず叩く、そういった「鋭さ」の有無がカウンター技術の巧拙を左右するといっても過言ではないと思います。
また、何度もダウンを奪って、ポイントでも大きくリードしている場面は最大のチャンスです。上下のジャブでプレッシャーをかけつつ、相手が強打を打ってくるのを冷静に見極め、強打を打ってきたら確実に仕留めましょう。

だいぶネタが切れてきた感じはありますが、次回は、実戦で使えるコンビネーションを紹介してみようと思います。

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ビョークのスパ天講座 第3回 相手のレベルには気をつけろ!

第1回から第2回までかなり間があったのに、今度は第2回から2日も経たないうちに第3回でございます。(笑)
今回は、学校の授業中等を使ってネタを用意していましたから、結構スムーズに書けます。まぁ、第4回以降もそんな感じでネタを用意していますから、第4回以降もスイスイ更新できると思います。

まぁ、それはさておき、今回のテーマは相手のレベル別の戦い方。まず頭に入れておいてほしいことは、「相手のレベルを見ないで戦うことは絶対にしない。」ということです。どんなレベルの相手にも同じような戦い方で戦うと、自分よりレベルが高い相手のレベルを削れない、しかも、レベルの低い相手にはザクザクレベルを持っていかれる・・・、そんな泥沼的状況に陥ることになりかねません。そうならないためにも、レベルの高い相手用、低い相手用に戦術を用意しておく必要があるわけです。今回は、それについて解説していきます。


1.相手のレベルが、自分のレベルと同等、あるいはそれ以上のとき。

まず、謎かけを出してみます。自分よりレベルが高い相手と戦うときのコツ、とかけて、「ハルヒ」のOPととく。そのココロは?
・・・とまぁ、これでコツをつかんだ人はほぼ皆無といっていいでしょう。(笑)というわけで、解説です。

まずは、KOも視野に入れて思い切って攻めることが大切です。ただし、一流のジャバー相手だと、KOを狙うのは非常に危険なので、その辺はケースバイケースですね。ただ、ジャバーだろうがボデラーだろうが強打派だろうが、下のレベルの相手に思い切って攻められると、恐怖感を覚えるので、体力ゲージに蓄積ダメージを作らない程度にガンガン前に出るのは非常に有効です。

また、自分よりレベル相手に倒されてもレベルは下がらないので、レベルが低いときは、いろいろなスタイルを試すチャンスでもあります。初心者は、いろいろ試して強くなる、そういっても過言ではありません。デビューしていきなり勝ち越せるプレーヤーはズルでもしない限り皆無です。なので、負けを恐れず、いろいろと冒険してみましょう。

それと、「判定に持ち込まれたらどこをどうあがいても勝てん!」という形勢のときには、「最終Rヤケクソ戦法」が意外に有効です。この戦法は、体力ゲージを1Rで限界まで使い切って強打を振り回し、あわよくば相手をKOに追い込もうという、非常にリスクの高い戦法です。返り討ちにあってもレベルが下がらない状況を生かした戦法ですね。
ある有名プレーヤーが言っているとおり、これを使って勝っても手放しで喜ぶことはできませんが、何もしないよりはマシです。この戦法を使うときは、「Bフックも使いながら、上下に散らして打つこと」、そして、「ストレートは絶対に打たない」事がコツです。上下に散らして打てば、相手の意識が拡散され、強打を当てやすくなります。
また、ヤケクソ戦法をすれば、体力ゲージが完全にエンプティ状態になるわけですから、ストレートを打っちゃいけない理由はわかりますよね?「・・・?」という人は、第1回を読んで復習しましょう。

ここまで読めば、謎かけのココロもわかりますね。ココロは、「冒険でしょでしょ?」です。(笑)あの曲には他にもスパ天につながるエッセンスが入っていますね。「夢があるから強くなるのよ、誰のためじゃない。」とか、「驚かせて驚いて笑顔になろう」とか・・・。(笑)まぁ、そんな冗談はさておき、次いきましょう♪


2.相手のレベルが、自分のレベルより低いとき。

自分よりレベルが低い相手と戦うとき、最も気をつけなければならないことは、倒されることによるレベルダウンです。レベルが2,3違う程度の相手ならまだ何とかなりますが、レベル1の初心者に倒されたらとんでもないことになります。なので、KO負けは絶対に避け、セーフティーボクシングを心がけなければなりません。
セーフティーボクシングをするコツは、「判定負けでもいいや」という気持ちでやることです。「何が何でも勝ってやる!」という気持ちでやると、どこかしら動きが粗くなって返り討ちに遭います。
また、出鼻を押さえるジャブでうまく間合いを取り、場合によってはクリンチを使って時間稼ぎをすることも重要です。そして、もし、最終Rで、相手がヤケクソ戦法を使ってきたら、スウェーをうまく使って空転させ、あわよくば返り討ちにしてあげましょう。ただし、スウェーはやりっぱなしにしていると、Bフック→アッパーのコンビネーションで倒される危険があるので、その辺に気をつけてください。


・・・とまぁ、こんな風に解説していきましたが、レベルが低いときも高いときもメリットはありますね。低いときは、大物食いで快感を得られますし、何よりいろいろと冒険ができます。
一方、高いときというのは、セーフティーボクシングの練習ができる上、スパ天のタイトル挑戦権(ただし、完全版のプレーヤーのみ)を獲得できます。その両方の楽しみがスパ天の魅力の1つでもあります。まぁ、僕はレベルが低い方が好きですがw

さて、次回は、強打の狙いどころについて解説していきたいと思います。これで君も、カウンターの鬼だ!(笑)

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2013年1月20日日曜日

ビョークのスパ天講座 第2回 戦術を知る

さて、第1回からかなり時間がたってしまったスパ天講座。今回は、スパ天でよく使われるスタイルについて、詳しく説明を入れていきたいと思います。


1.スパ天の戦術、3パターン

まず、スパ天にいるプレーヤーのスタイルは、大雑把に言うと、3パターンに分けられます。ジャバー、ボデラー、強打派です。

ジャバーは、その名のとおり、細かいジャブの出し入れをメイン武器にして戦うスタイルで、多くのプレーヤーがこのスタイルを採用しています。僕もどちらかというと、このスタイルがメインです。(強打もよく振り回しますがw)このスタイルの利点は、ジャブの連打により、相手の強打への防壁ができ、簡単には攻撃を食らわない点です。ただし、棒立ちでジャブを打っていると、フックに対して脆いので、フットワークの要素も重要になってきます。強いジャバーは、非常にフットワークに優れています。

一方、ボデラーは、Bジャブを主体に、しつこくボディを攻めにいくスタイルです。このスタイルの利点は、ボディゲージを減らす事によって、相手のダメージ回復を鈍らせることができ、また、迎撃を空転させ、相手の自滅を誘える点です。なので、ツボにはまれば対戦相手を蟻地獄に陥れることができるでしょう。ただし、ボディ攻撃には、カウンターを受けやすいという欠点があり、特にBフックを空振りすると、カウンターのかっこうの的です。なので、ボディ攻撃は慎重に行う必要があります。

強打派は、タイムアタックで名を馳せたZIRさんが提唱したスタイルで、最近新人さんたちの間で流行の兆しを見せています。ZIRさんが設立した「強打派友の会」の正式会員は、総長のZIRさん含め8人(2007年12月現在)ですが、友の会に入っていないプレーヤーでも、「この人、強打派じゃないか・・・?」という人は結構います。強打派の利点は、動きが結構荒々しいので、逆に動きが読みにくく、意外に強打が当たる点です。欠点は、強打をかなり打ち込むスタイルなので、疲労しやすい点。そして、荒さの裏返しは脆さ。相手に動きを読み切られると、全くといっていいほど勝てなくなります。


2.ジャバーをどう破るか

さて、スタイルの概要がわかったところで、戦うときのコツを伝授したいと思います。
まずは、ジャバーから。まず、立ち合いから棒立ち状態でジャブを打ってくるような相手は、フックを打ち込んでみると、意外に食らってくれることがあります。なので、そういった相手と対戦するときは、初めにやってみるのも手です。
ただ、そういったジャバーはもうほとんどいません。なので、ここからが本当のジャバー対策だと思って読んでください。(笑)
基本は、ジャブの打ち終わりを狙ってジャブを返し、リズムを作っていく戦法です。このとき、返しのジャブは伸ばし切ると反撃を受ける可能性があるので、当たったところですぐガードするのがコツです。
ただ、ガードだけでは相手に狙いを絞られやすいので、ダッキングやスウェーも多用して相手のタイミングを狂わせるのもコツです。特に、ダッキングは相手のアッパー暴発を狙える効果もあるので、上手く使えると重宝します。
もし、相手とのジャブの差し合いで競り負けるようならば、作戦変更です。ジャブはひたすらガードで止め、ボディかフックを狙わせます。その出鼻を押さえてのジャブ、フックに対するカウンターが有効だと思います。


3.ボデラーは無敵ではない

次は、ボデラーです。ボデラーというと、Bジャブによる手数の多さが厄介でイヤだ、と言う人が多いですが、あれははっきり言って撒き餌に過ぎません。無視はもちろん危険ですが、高原君のボディ攻撃みたいに、ムキになって迎撃する必要もありません。ボデラー本来の狙いは、Bフックを直撃させることです。なので、ボデラー対策は、そこがメインとなってきます。
まず、鉄則は、絶対にコーナーへ逃げないことです。コーナーは、打ち疲れしたストレートに対するカウンターと並び、一番Bフックを狙いやすいポイントです。そこへ逃げ込むということははっきり言いますと、自殺行為です。なので、ラウンド終了間際以外は、絶対にコーナーへ逃げないようにしましょう。
そして、もう一つの鉄則は、「Bジャブは打たれる前に止める」ことです。まずは、ダッキング姿勢、もしくは、腹筋に力を入れた状態(以下、腹筋姿勢)で迎撃姿勢を作ります。その2つを迎撃姿勢にするのは理由があります。それは、ダッキング姿勢には若干ボディダメージを抑える効果があり、また、アッパーの暴発を狙えるから、そして、腹筋姿勢は単純にボディダメージをかなり抑えられるからです。理由がわかったところで、話を元に戻しましょう。迎撃姿勢の状態の自分に対し、相手がBジャブを打つそぶりを見せたら、すかさずジャブで出鼻を押さえましょう。確実に20ぐらいの顔面ダメージは入ってくれるはずです。相手がそれにいらいらして、アッパーやBフックを振り回してくれたらしめたもの。冷静にカウンターを合わせてあげましょう。具体的に言うと、後退してからのストレートが非常に効果的です。
ただ、ボディ攻撃を当てさせないのは確かに理想的なのですが、強いボデラーはジャブによる迎撃網をかいくぐってバシバシボディを入れてきます。なので、相手に接近を許し、ボディに被弾したときの対処法も紹介しておきます。対処法は、被弾したときのダメージによって変わります。まず、被弾したときのダメージが10未満だったときは、すぐ回復するのでそのままダッキング体勢で迎撃を続けてかまいません。しかし、ダメージが10以上だと少し問題です。ご存知の通り、ボディ攻撃は回復力を奪う効果があるのでダメージが10を超えると自然回復が追いつかず、そのまま迎撃を続けるとさらに損害を大きくする可能性があります。なので、ボディのダメージが10を超えたらすぐに腹筋を固め、被弾を最小限にとどめると良いでしょう。ただし、腹筋を固めていると顔面ががら空きになるので、その辺の警戒も怠らないようにしてください。
また、ボデラーは基本的に、スタミナ切れし始めたのときを狙ってくるので、相手が打ってこないようだったら、ダッシュで間合いを取って一息つくと、スタミナ回復に役立ちます。さらに、ボデラーは端っこで上下している呼吸ゲージが上の方になったときにBジャブを打ち込み、下のほうになると退却することが多いです。(ボディにダメージを入れやすくするため)
まとめると、ボデラーと戦うときは、Bジャブを警戒すると同時に、暴発アッパーやBフックにも気を配らなければなりませんから、非常に忙しい展開となります。どんな相手と戦うときでも言えることかもしれませんが、集中力を切らさずに相手の動きをよく見て戦いましょう。

4.強打派は、カモにできる!

最後は、強打派です。はっきり言うと、僕は強打派が大好きです。(笑)なぜなら、しっかりコツをつかめば、大きなポイントゲッターにできるからです。皆さんもしっかりコツをマスターしましょう。
まず、強打派は、一部の達人クラスのプレーヤーを除くと、防御技術・健康管理に関しては、二流三流のプレーヤーが多いです。そこを狙います。鉄則は、「自分からの強打は控え、ジャブとカウンターを中心に、冷静に攻める」ことです。前後に細かく動きながら、ジャブ中心に攻め、相手がたまらなくなって強打を打ってきたところを空転させてカウンターで撃墜・・・、それが理想です。
また、ボディ攻めをするときは、フックによる迎撃を浴びる危険性があるのでくれぐれも慎重にいきましょう。
あと、最後に一つだけ言っておくと、強打派の中には、遠い間合いから強引にストレートを打ってくるプレーヤーがいるので、遠距離のジャブをメインウエポンにしている人は十分気をつけましょう。僕もよく食らいます。(涙)

それでは、戦術と相手別の対策の話はこれまで。次回は、レベル別の戦い方について説明していきたいと思います。

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2013年1月19日土曜日

ビョークのスパ天講座 第1回 まず、はじめの一歩

まず、はじめに言っておくと、ストーリーモードとスパー天国(以下、スパ天)は別次元の世界です。

自慢ではないですが、僕は以前、ストーリーモードなら実ボク界屈指の実力者、と言われていました。しかし、そんな僕もスパ天正式スタート直後は、ほとんど勝てませんでした。ストーリーモードでの経験をもとにした迎撃パターンを考えても破られて、為す術もなく倒される・・・。その繰り返しでした。負けるのが怖くて、全くスパ天に入らなかった時期もありました。
しかし、そんな僕も、自分よりはるかにレベルの高い強敵と戦うことを重ねることによって実力をつけ、レベルランキングのトップ10に名前を連ねることができるようになりました。

そして、2つほどスパ天における法則らしきものを見つけました。その、「法則らしきもの」は2つ。
まず、最初にも書いた「ストーリーモードとスパ天は別次元の世界」ということ、そして、ここを一番強調したいのですが、「スパ天では数をこなした人のほうが強い」ということ。だから、スパ天で勝ちたいと思うならば、場数を多く踏まなければならないのです。
具体的な数を言うとしたら、レベルランキングに入ってくるようなプレーヤーと最低150戦以上、といったところでしょうか。それぐらいやれば、遅延や人間であるが故の予想外なスタイルなどに慣れることができ、勝ち星も伸びてくると思います。もっとも、これはストーリーモードのSジム君相手にコンスタントに勝てるだけの「基礎体力」があるプレーヤーの話であり、体験版で基本技術をマスターしたばかりのプレーヤーの場合は、その2倍、3倍やらなければきついと思いますが・・・。
ただ、数をこなせということで闇雲に戦っても全く力はつかないでしょう。むしろ、スパ天の猛者たちにボコボコにされ、「もうやりたくない」と言う方も出てくるかもしれません。それはなぜか。基本的な戦術ができてないからです。

今回は、その基本戦術についてアドバイスしたいと思います。それができれば、1、2R以内での無様なKO負けはある程度減らせると思います。まず、箇条書きで書いてみます。

1.ボクシングはジャブと防御が中心!
2.体力ゲージの使用は半分まで!
3.終盤以外はコーナーに詰められるな!
4.バテたらストレートは絶対に打つな!
5.マナーはしっかり守れ!


それでは、この5つについて順番に説明を入れていきます。

まず、1つ目はストーリーモードにも共通する大鉄則です。レベルの低い人とスパーしていると、よく序盤からブンブン強打を振り回してくる人をよく見かけるのですが、それでは全く勝てません。カウンターを浴びて為す術もなく倒されるのが関の山でしょう。
ジャブ(もしくはBジャブ、使い方については次回詳しく説明します。)を中心に攻め、そして、ガードを固め、強打の打ち終わりを狙って強打を狙う。これが実ボクの基本戦法なのです。それにより、隙が少なくなり、何より体力ゲージの消費が抑えられます。ボクシング界に「左を制する者は世界を制する」という言葉がありますが、スパ天でもまさにジャブの使い方というものは重要になってくるわけです。

2つ目は打ち疲れ対策です。体力ゲージが少なくなると、ストレートのスピードは遅くなるわ、攻撃力が下がるわ、ろくなことがありません。だから、それを防ぐために、ペース配分が必要なのです。このとき、とどめをさすとき以外は体力ゲージの使用は半分、と決めておくと非常にペース配分がしやすくなります。なぜならば、蓄積ダメージが生じるのはゲージが半分以下になったときだからです。ただ、半分近くになるとストレートのスピードが結構遅くなるので注意が必要です。

3つ目はボデラー(ボディ攻撃を中心に戦うプレーヤーのこと、これも詳しいことは次回に)と対戦するときに非常に有効な対策です。なぜなら、ボデラーはコーナーに詰められた相手が一番得意だからです。その理由は次回詳しく説明しますが、とにかくラウンドの中盤でコーナーに詰められないよう気をつけてください。ただ、終盤にわざとコーナーに入り、相手をひきつける戦法は、自分のダメージを回復するのに非常に有効なので覚えておくと便利です。

4つ目はカウンターを防ぐための鉄則です。バテたときのストレートほど熟練したプレーヤーが喜ぶものはありません。なぜなら、バテたときのストレートにカウンターをあわせればほぼドンピシャで当たるからです。はっきり言ってしまうと、バテたときにストレートを打ってしまうとアッパーを食らってもボディフックを食らっても文句を言えません。なので、体力ゲージが半分近くになってしまったら、ストレートを打つのは断念し、強打を打つときは他のパンチに切り替えましょう。

5つ目は基本戦術ではありませんが、スパ天における、対戦以前の問題です。他のプレイヤーが来たら挨拶をする、対戦が終わったらお礼を言う、落ちるときはあらかじめ言っておく、コンピューターに異常が発生したとき以外は×押しはしない、その4つを守るだけでいいのです。この4つのことすらできない人は、この際はっきり言っておきますが、スパ天に入る資格などありません。

さて、今回の講座はこれでおしまい。次回は、相手の戦法別の対策について考えてみたいと思います。

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2013年1月12日土曜日

実ボクの歴史

実写でボクシングは、かつて私設のボクシングジムを運営していたサンドバックにより開発され、2004年夏にHSPプログラムコンテストの応募作品として初めて世に公開されました。
公開直後からボクサーのリアルな挙動や深刻なダメージ設定がネット上で話題となり、その人気はHSPユーザーだけではなく、ボクシングファン及びボクサーへと拡大していきました。
コンテストの交流掲示板には多くの感想や要望が書き込まれ、締め切り直前までバグ修正や最適化などの更新が施されました。
審査の結果、実ボクはHSPプログラムコンテストの最優秀ゲーム賞を受賞します。ニュースサイトやパソコン雑誌で紹介され、公式HP開設と同時に多くのユーザーが集いました。

2005年には、100円ショップダイソーでCD媒体による店頭パッケージ販売が開始され、パソコン初心者や子供達、ネットに接続していないユーザーからの声も届くようになりました(ダイソー版のレビュー記事)。
ウェブ配布用の実ボクは更に改良が加えられ、細かなバージョンアップを重ねていきます。

2006年には、開発当初からの念願だったネット回線を利用したリアルタイム対戦が実現します(当時の記事)。ただし当初は回線が不安定でスパーを最後まで行えただけでホッとしたものです。

2007年には、通信対戦専用のサーバを開発者の自宅にて24時間稼動、不安定だった通信環境が安定しました。更にCGIによるリアルタイムの世界ランキング制度や世界タイトル(チャンピオン制度)が追加され、これまで単に戦うだけだったスパー天国に目指すべき頂点が生まれました。ユーザーによる戦績データの管理公開サイト攻略サイトが開設されたのもこの時期だったと記憶しています。

2008年には、サーバの電気代を捻出するため、フリー版に広告配信ソフト「オプトメディア」が導入され運営の基盤を強化しました(が、この導入には賛否両論ありました)。

2009年には、ユーザーからのカンパで最新スペックの自宅サーバを導入、性能アップにより多くのスパーが快適に行えるようになりました。

2010年には、スポンサーとしてアースインフィニティ様の支援をいただき、不評だったオプトメディアによる広告の表示を廃止、よりユーザーに負担を与えない配布形態と安定した運営が実現できました。更にラジオ京都、ラジオ関西の番組内で紹介していただき(音声 1.2)、多方面で露出する機会がありました。

2011年には、ポート開放によりユーザー同士が直接通信できる仕組みが実装され、同時に多くのスパーを行うことが可能になりました。

2012年にはネット対戦のロビーにbotボクサーを常駐させ、対戦相手がいない状況に対応しました。

2013年には、グラブ色によってボクサーのスタイルが変化するようになり、より多彩な戦術による対戦を楽しめるようになりました。またサブサーバが追加され、ネット対戦の通信基盤が強化されました。

2014年には、ミニゲーム滝行が追加されました(得点ランキング)。年末には自分以外のスパーを観戦できる「スパ天のスパー再生」が追加されました。

2015年には、ジムサーバにギガ回線を導入しました。これによりネット対戦の安定性が増し、一度に多くのスパーを行うことが可能になりました。年末にはイロレーティングを導入。おぼろげだった各ユーザーの「強さ」を示しました。

2016年には、フリー版でもA級ライセンス取得すると色グラブの選択が可能になりました。更にネット対戦に参加するまでの難易度を下げ、実力差のあるネット対戦の際にグローブハンデを適用しました。

2017年には、有料だった完全版をフリーソフトにしました(プレスリリース)。ストーリーモードの二周目に「地下ボクシング編」を追加しました。最下位の48位からランキングを駆け上がる、王道的なゲーム内容です。更に英語圏にもユーザー拡大を狙って英語版「SAMURAI BOXING」を公開しました。

2018年には、トロフィー(実績)を実装しました。スパ天入室によってログインボーナスを得られるようになりました。ビンゴをオフラインやボット戦にも拡大しました。

2019年、サーバOSのサポート停止、およびネット対戦ユーザーの減少により、11年間に渡って稼働したネット対戦用サーバを停止。…が、多くの励ましの声を頂き奮起。作業機であるWindows10にサーバを移植、数か月のβ稼働を経て再び24時間稼働となりました。この経験によりネット対戦は無限に続かないと実感、オフライン系の整備に舵を切りました。

2020年英語翻訳にコタさん参加、英語版をichi.ioで公開。地下編が音声実況に対応。拳友の全都道府県制覇をduaneさん、オーディンさん、takumiさんが達成。コタさん主催、非公式動画チャンネルの開設。PCゲームで標準的なXBOXコントローラ(通称 箱コン)に対応。ZIRBOXによる方向性の模索。自由に物語を作成できる実ボクエディタ公開、マイストーリー追加。ZIRさん、EIJIさん寄贈のノートパソコンをサーバ化、ネット対戦24時間対応に。

2021年、パンチがジャストミートした際にヒットストップ演出を追加。スポンサーであるアースインフィニティ様が堂々の株式上場。ジムサーバのipv6化に挑戦するも頓挫、従来のipv4に戻したがルータを介さずにサーバOSが直接ネットに接続する方式を採用、結果としてネット対戦環境が安定化。ゲーム実況者のあにやんさんによる実況が公開。

2022年、開発者が個人タクシーとして独立。多忙のために更新がスローダウンするも、サーバの定期的な再起動、OSの更新、セキュリティ対策は継続。掲示板「実写カフェ」がTeaCupサービス終了のため、したらば掲示板に引っ越し。

2023年、19年ぶり、HSPプログラムコンテストに新作 YOURGAME で参加。掲示板にてデバッグの達人ゲスト様と交流を持ち、実ボクを紹介。なんと数日でオフライン最難関トロフィーである全国制覇を達成。

2013年1月9日水曜日

VSuite Ramdisk、終了時にバックアップされないケース

実写でボクシングは、リアルタイムでネット対戦するゲームなのですが、どうしても回線の状況によっては動作がカクカクしてしまう時があります。

少しでも通信負荷を軽減させて快適なネット対戦を楽しむことができるように…と色々な作戦を実行しています。

例えば、各ユーザーの入力データを捌いている自宅サーバのレスポンスを少しでも高速化するべく、戦績保存用のcgiで扱っているテキストデータをハードディスク上ではなくRamdisk上に置いています。
ハードディスクよりもメモリのほうが読み書き速度が高速なので恐らくは有効な方法なのですが、メモリなのでos終了時にデータが消えてしまう難点があります。

対策を色々と調べて吟味した結果、実ボクでは「VSuite Ramdisk」というフリーソフトを使っています。
山ほどあるRamdisk作成ソフトの中からこのソフトを選んだ決め手は、os終了時にメモリの内容を自動でバックアップし、os起動時にそのバックアップデータを自動でメモリ上に復元してくれる機能があったからです。

ですが…!
時々バックアップされていないことがありました。戦績が一致しなかったり、王座の変移が戻ってしまったり…。


停電やフリーズならありえるが、通常の再起動で消えているような気がしていて悶々としていたのですが、このたび目の前でデータ消失が発生し原因が判明しました。

VSuite Ramdiskでは、Windows updateを行った後のos終了時にRamdiskのデータがバックアップされません。

対策として、Windows updateをしたら、必ずバックアップソフトで手動バックアップしてから再起動しています。今後、戦績のズレが発生する頻度も減ることかと思います。

同じ症状で苦しんでいる方がいたら…と思い、この現象を記事として残しました。