2013年1月21日月曜日

ビョークのスパ天講座 第4回 4つの許さぬところ

皆様、お久しぶりです。今回は、「カウンターの鬼になろう!」ということで、強打の必殺タイミングを伝授していきたいと思います。
ただ、何にしてもそうですが、特にこの強打のタイミングというものは、ここで読んだだけではダメで、実際に打たれながら練習し、自分のものにしていくことが大切です。といっても、解説しない限り練習もできないでしょうから、解説を始めます。(笑)

強打は、闇雲に打っても当たりません。ブンブン振り回せば1発ぐらいは当たるかもしれませんが、それはあくまでもあくまでもまぐれにすぎず、2回目が入るとは限りません。なので、強打は狙うべきタイミングでしっかりと打ち込まなければなりません。
では、その狙うべきタイミングとはどこか? それは、大雑把に言うと、以下の4つです。


1.鈍ったストレートを打ってきたとき。

これは、非常に有名、というより常識といってもいいタイミングですね。自分が通常の速さで動けるのに対し、相手はスローモーション同然の動きなのですから、強打が当たらないわけがありません。なので、相手が鈍ったストレートを打ってきたら、多少体力ゲージに蓄積が入ることも覚悟のうえで、強打を決めるべきであり、また、強打を狙われているプレーヤーは、このストレートを打ってしまうことは絶対に避けなければなりません。もし打ってしまったら、防ぐ方法はありません。
このときはどんなパンチも当たりますが、狙いどころはアッパーかBフックでしょう。一気に決めたい場合はアッパー、タイトルマッチのようにじっくり腰を据えて攻めたい場合はBフックと使い分けるのがいいと思います。


2.強打を空振りしたとき。

これも、1.と同じくらい重要なタイミングです。ただ、1.と違うところは、Bフックを当てにくいことぐらいです。この局面で一番狙いやすい強打は、ストレートだと思います。
ただし、強打は強打でもストレートを空振りしたときは、射程の関係で強打は狙いにくいでしょうから、この場合はジャブを当てるだけで十分です。
ちなみに、このチャンスで強打を当てるためのいい練習法がオフラインモードにあります。それは、「タイムはとりあえず気にせず、直樹のタイムアタックをやりこむ」ことです。ストーリーモードの攻略法でも書きましたが、直樹のスタイルは、接近して強打をガンガン打ち込んでくるスタイル。なので、その強打を空振りさせる練習をすれば自然にこのタイミングは習得できるのです。
ただ、直樹の動きは、「ガード状態の相手にはフック、ダッキング状態の相手にはアッパー」とある程度パターン化しているので、あえてこのパターンを使えないようにする動きをしないと練習になりません。そのためには、ダッキング姿勢とガード姿勢を入れ替えながら直樹に接近することが大切です。そして、モーションから打ってくる強打を読んでカウンターを放つ練習をします。
ただ、この練習法は非常に難易度が高い(僕も結構失敗します)ので、いきなりこの練習法をやる自信がない人は、ガード姿勢もしくはダッキング姿勢に固定して、いろいろな回避や返しを練習するといいでしょう。僕の知る限り、直樹の強打への返しは10通りぐらいあります。
・・・とまぁ、偉そうに練習法を解説しましたが、実はこれ、ある有名プレーヤーの受け売りなんですwまぁ、非常に効果のある練習法なのでここでも取り上げてみましたが・・・。(笑)


3.コーナーに追い込んだとき。

コーナーに追い込まれたときにパンチが当たると、それほどいい当たりでなくても通常よりも大きいダメージが入ります。
また、バックステップによる回避ができませんから、スウェーやダッキングをしない限り、強打は当たってしまいます。
これらの性質を考えると、コーナーに追い込んだときは、多少顔面にダメージを食らうことも覚悟の上で、Bフックを打ち込んでみるのがいいと思います。クリーンヒットしなくても60前後のダメージは期待できますから、それで削ったあとにBジャブを連打してさらにダメージを与えればあっという間にボディへの蓄積ダメージの出来上がりです。
ただ、何度もいう通り、ボディ攻撃はカウンターを受けやすい攻撃なので、好き勝手に攻撃するようなことはせず、相手の動きも警戒しながら攻めることが大切です。
また、ダメージ増加の特性を利用して、削りのフックを浴びせるのも効果的です。ダウン寸前の状況で当たれば、KOも狙えます。


4.密着した間合いから中途半端に下がったとき。

これは他のサイトではあまり紹介されないタイミングですが、意外にストレートが当たる盲点です。キーボード操作の方ならわかると思いますが、ダッシュで後退しようとしたら、ダッシュにならないで通常の後退になってしまった、という経験はないでしょうか? 実はこのミス動作は意外に危険なのです。
後退しているため防御力は若干上がるとはいえ、ストレートが直撃するわけですから、それなりのダメージは入ってしまいます。具体的な数値を挙げると、だいたい60から70といったところでしょうか? これだけ聞くと大したことはなさそうに思えますが、この状況でジャブが1発入っただけでもダメージが入ってしまいます。
また、密着した間合いから下がるときというのは、強打を食らって体勢を立て直そうとするときが多いので、そんなときに食らうとKOの危険性が出てきます。
なので、こういう動きをしてくる相手を見たら、反射的にストレートを打てるようにしましょう。
ただし、ダッシュで逃げる相手にはストレートも当たらないので、その辺は見極める必要があります。


他にも強打を狙えるタイミングはあると思いますが、一番確実なタイミングを挙げてみました。この4つを狙えるだけでもかなり怖い相手になれるはずです。後は実戦で練習あるのみ、ひたすら場数を踏みましょう。


あと、カウンターの精度を上げるコツも2つほど紹介しておきます。

まず1つ目は、「序盤を丁寧に戦うこと」です。一見意外なポイントかもしれませんが、序盤にペースを握ると、相手には少なからず焦りが出てきます。相手によっては、強引な強打を打ってくるケースも出てきます。つまり、カウンターチャンスが圧倒的に増えてくるのです。
一方、強引な攻めを展開して自分が不利になってしまうと、相手はそこを意識しますから、大体の場合強打を控え、ジャブ中心の堅実なボクシングをしてきます。となると、強打のミスショットは減ってきますから当然カウンターは狙いにくくなります。(かく言う僕は逆転勝ちは多い方ですが、勝負に出て勝ったケースがほとんど。少ないミスショットを狙って仕留めるのは相当集中力がいるので、やっぱり一発逆転というのは難しいと思います。)
ここまで読めば、序盤を丁寧に戦う意味はわかりましたよね? 特に、不用意な強打を打たないことが大切だと思います。(例えばダメージを入れられるところまで追い込んだ場面で、何も考えずにフックを打つのは、逆転してくださいと言ってるようなものです。ただし、フックに対して無反応のようなら積極的に狙っていいと思うのでその辺はケースバイケースで。)

また、2つ目は「予測を立てること」です。強打が来ると確信したうえで返しを入れるのと、いきなりの強打に対しておっかなびっくり強打を打つのでは反応速度が全く違います。
相手のスタイルをしっかり観察して、どういった場面で強打を狙ってくるか、無造作に危険な間合いを作っていないか、防御の癖、そして相手が狙っているパンチなどを予測し、そこを見切ったら逃さず叩く、そういった「鋭さ」の有無がカウンター技術の巧拙を左右するといっても過言ではないと思います。
また、何度もダウンを奪って、ポイントでも大きくリードしている場面は最大のチャンスです。上下のジャブでプレッシャーをかけつつ、相手が強打を打ってくるのを冷静に見極め、強打を打ってきたら確実に仕留めましょう。

だいぶネタが切れてきた感じはありますが、次回は、実戦で使えるコンビネーションを紹介してみようと思います。

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