2013年10月5日土曜日

アニメーションgifで実ボクのテクニックを伝達

実写でボクシングは、ネット対戦で「勝負」をするゲームです。

勝つか、負けるか。

実ボクはボクシングという過酷な競技を題材としています。拳で殴り殴られるという行為はもちろん、最も過酷な点は、敗者の多くが殴られた末に地面に倒れて動けなくなる、という結末。大勢の前で「お前は弱かった」と証明される、という屈辱です。

「わざと負ける」という接待プレーはボクシングには、実ボクには、有り得ません。(わざと負けるという行為は決して相手に対するやさしさではない)

ネット対戦に参加したばかりの頃は、悲しいかな、どうしても負け続けます。
(このゲームは自分に向いていない)と感じて、引退してしまう気持ちは痛いくらいに理解できます。実際に半分以上の新人ユーザーは入室した初日を最後に辞めてしまいます。

それでも…。それでも戦い続ける者がいる。
私はそんなユーザーを勇者だと思う。

負け続け、負け続け、負け続け…。勝つ。負け続け、負け続け、勝つ。

負けた原因を噛み締め、倒された屈辱をバネにし、勝つための工夫を繰り返した末…。
いつの間にか、次の世代の目標として雄々しくリングに立っている!

そんなユーザー「猛者」が実ボクにはたくさんいます。そんな猛者の存在がこのゲーム最大の財産なんです。

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猛者の多くは、いやほぼその全てが、強敵を求めています。勝った時に「やったぞ!」と心の底から感じられる強敵を求めているんです。

まだ実力のない新人を倒し続けながら、自分の辛かった時期を思い出し(這い上がってくれ! そして早く俺を倒すような強敵になってくれ!)と切実に願っています。

その気持ちが本物という証拠に、猛者の多くが時間を割いて新人宛のアドバイス記事をwikiに記しています。

実写でボクシング スパー天国 Wiki
攻略記事へのリンクページ

素晴らしい記事ばかりで、すでに多くの新人を猛者へと導いた実績があります。が、同時に「文字」だけによる伝達に限界も感じています。

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もっと直感的な伝達、例えば「動画」による伝達はできないだろうか?と考え、ここしばらくアニメーションgifについて調べていました。古い技術ですが、ゲーム画面がプラウザで再生され続けるという直球的な伝達は効果があるはずかと。


こんな感じです。作ってしまえば手軽にウェブ上にアップできます。(クリックで実寸化)


以下に上のアニメーションgifの作り方を記します。興味のある方は参考にしてみてください。

フリーソフト「GifCam」と「giam」を使わせていただきました。

デスクトップの一定範囲をアニメーションgifとして保存できるGifCamを使って、実ボクのリプレイモードを録画(キャプチャー)します。

  • キャプチャーする範囲は640*100、なぜか4ドットずつ縮小されるので648*108に設定(マウスドラッグで微調整)。
  • 更に以下の画像をクリックして実寸表示にして凝視、GifCamのポジションをドット単位で調整してください(完成した際、1ドットのズレが目立つので慎重に!)。



  • 実ボクのリプレイモードの再生速度を一段階スロー化させるとコマ落ちなく録画できます。(逆に言うと通常再生だとコマ落ち録画となります)
  • GifCamのsaveボタンが隠れてしまいますが、キーボードの↓キーで辿り着けます。

本来ならこれで完成なのですが、私の環境では省線画機能のバグ?で緑色のゴミが残ってしまいました。
が、giamという別のgifアニメ編集アプリで再保存することで解決しました。このgiamは再生速度の変更・静止画の追加など様々な編集を行うことができます。

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もし興味のある方はアニメーションgifによる伝達に挑戦してみてください。実ボクに辿り着いた勇者に届け、魂のアドバイス!
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製作したダイジェストはこちらのページにまとめました。

伝達の例①


カード
サンドバック vs ビョーク

説明
手負いのサンドバック。我慢の展開の末、2発のストレートをヒット。後退するビョークの背後にコーナーポスト。時間はたっぷり、まさに逆転のチャンス。
が、フック削りをキャッチされた末にカウンターを食らってKO負けを喫してしまった。

こうすれば…
今思えばフックは削ってダウンを奪えるケースに限定すべきだった。時間はあったのだから、クリンチを警戒しながら、相手の暴発を待ったり、フェイントで誘ったり、駆け引きによる勝利を目指すべきだった。チャンスに溺れてしまった自分が情けない。

伝達の例②


カード
aha vs ビョーク

説明
打ち合いの後半、aha氏はノーガードで戦っています。
互いに一発で倒れるような勝負どころの真っ最中、これは私には思いもつかない戦法です。

ガード状態から回復するために要する数フレーム。ノーガードなら確かに不要となり、カウンターが間に合う!

でもリスクありますよね。ビョーク氏最後のアッパーは紙一重、ギリモクが発生しています。もしストレートだったら…。
はっ!
ヘロストを打つはずないと確信していたのか!? だとしたら大胆かつ的確な予想だ…。

伝達の例③


カード
ビョーク vs aha

説明(掲示板よりduane氏)
二人の息遣いまで聞こえてくるような攻防にしばし見入ってしまいました。

ビョークさんがBジャブから腹筋を読んで(両者とも対応早っ)のストレートで蓄積を奪う。
だがahaさんは守りに入らず、蓄積増覚悟で応戦。
Bジャブから後退でジャブを透かしてのカウンタージャブコンビネーションで逆に顔面蓄積を奪い返す。
そして、ストレート迎撃を読みきった(と思われる)滑り込みアッパー!

ahaさん・・・あんた・・・力石かよ………。

伝達の例④


カード
サンドバック vs aha

説明
Bジャブの打ち終わりにストレートを狙ってくるaha氏を見越して、
Bジャブをフェイント気味に止めてストレートに変化させたテクニシャンのサンドバック。

それを見越してダックアッパーを決めたahaがもっとテクニシャ~ン!

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