2015年12月11日金曜日

実ボクの動作に影響する可能性があるセキュリティソフト

セキュリティソフトとは、ウイルスを検出するアンチウイルスソフトやパーソナルファイヤウォールなどの不正な送受信を遮断するソフトです。
これらのソフトは他のアプリの動作に介入するため、使い方によっては実写でボクシング(以下"実ボク")が正しく動作しなくなるなどのトラブルになる可能性があります。

トレンドマイクロ社製、ウイルスバスターと実ボクの利用

ウイルスバスターと実ボクを併用する場合、実ボクを最初に起動した時に、ウイルスバスターのパーソナルファイヤウォールが警告を出します。
その警告に対して「許可」を選ぶことで、後は問題なく実ボクが動作します。

が、しかし!

その後に実ボクをバージョンアップすると、実ボクからの送信が出来なくなる場合があるようです。実ボクは頻繁にバージョンアップするので、多くの該当が予想されます。
この場合、ウイルスバスターの「パーソナルファイヤウォール」の例外設定に実ボクを登録しなおすことで解決するようです。

その設定方法を説明します。(ウイルスバスター2010の例)
  • ウイルスバスターのメイン画面を出す。
  • 「パーソナルファイアウォール」をクリック。
  • 「設定...」をクリック。
  • 「詳細設定」をクリック。
  • 「例外ルール(プログラム)」をクリック。
  • 例外ルールの中に、実ボク(プログラム名は実写.exe)がすでに登録されていたら、一度削除する。
  • 「追加」をクリック。
  • 「指定のプログラム」の所の右にある「参照...」をクリック。
  • 実ボクのプログラム用ファイル(実写.exe)を指定する。普通だと「C:\Program Files\実写でボクシング」というフォルダにあります。アイコンがボクサーのやつが実ボクのプログラム用ファイルです。
  • 「処理」の所が「許可」になってることを確認して、OKボタンを押して確定させる。
2011年3月22日追加:
ウイルスバスター2011クラウドではパーソナルファイヤウォールの機能は無くなっているようです。が、似たような仕組みが名前を変えて存続するケースも多々あります。ウイルスバスターのお持ちの方で、新しい情報をお持ちの方がいたら報告をお願いします。


NTT西日本セキュリティ対策ツールなど、プロバイダー会社提供セキュリティツールの場合

NTT西日本のフレッツ光に加入している人向けのセキュリティ対策ツールの場合、トレンドマイクロ社製のウイルスバスターとほぼ同じような設定が用意されています。

ウイルスバスターの場合を参考にしてください。

その他、インターネット・プロバイダー会社が提供しているセキュリティ・ツール類は、大手セキュリティ対策メーカーの製品とほぼ同じ物が、名前を変えて入っているケースがほとんどだと思います。セキュリティソフトを提供しているメーカーの製品のつもりで設定していただいて間違いないと思います。

McAfee(マカフィー)社製品と実ボクの利用

McAfee社製の最新のインターネットセキュリティ製品(インターネットセキュリティ2010等)と実ボクを組み合わせて使う場合、普通に実ボクが動作するようです。
しかし、McAfee社製の「VirusScan」と呼ばれてた時代の製品と実ボクを併用する場合、実ボクでの受信はうまくいくけども、送信が出来ない問題が起きるようです。

この場合、「大量メール配信型ワームにメールを送信させない」という機能の除外するプロセスの指定の中に、実写.exeを手作業で指定する必要があります。

その設定方法を説明します。(VirusScan Enterprizeの例)
  • タスクトレーのアイコンでマウス右ボタンを押して、「VirusScanコンソール」を実行する。
  • 「アクセス保護」の上でダブルクリック。
  • 「Anti-Virus 標準プロテクト」のカテゴリーの中に「大量メール配信型ワームにメールを送信させない」があるので、それをダブルクリック。
  • 「除外するプロセス」の一覧の最後に、「, 実写.exe」と、コンマ区切りで実ボクのプログラム名を入力する。
  • OKボタンを押していって確定させる。
補足:
McAfee社製セキュリティ製品の場合、セキュリティソフトが通信をブロックした場合でも、特に画面上には何も表示されず、セキュリティ製品によってブロックされたのか、それとも別の理由で接続出来なかったのか、見た目上はまったく区別が付かないようです。


KINGSOFT Internet Security 2014について


KINGSOFT Internet Security 2014 (Kingsoft AntiVirus 2014)をご利用の場合、ダウンロード実績あるいは利用頻度が低いと判断されたアプリケーションは、起動が極端に遅くなるという問題があるようです。
最新版の場合、公開されてからしばらくの間は遅くなると思われます。

この問題を回避するには、実写.exeを除外する設定にします。

その設定方法を説明します。
  • KINGSOFT Internet Security 2014の機能のうち、Kingsoft AntiVirus 2014のメイン画面を表示します。
  • ウィンドウ右上の「設定」をクリックします。
  • メニューの「設定」を選びます。
  • 「除外設定」タブを選びます。
  • ファイル除外設定の「追加」ボタンを押します。
  • 「C:\Program Files\実写でボクシング」の実写.exeを追加してOKボタンを押して設定を閉じます。

お願い

セキュリティ系ソフトをインストールすると、ほとんどのアプリケーションソフトの動作は遅くなる傾向があります。セキュリティソフトの例外設定や実ボクの改良である程度回避出来るケースもありますが、最終的に私ではどうにも出来ない場合も多いです。その辺、ご理解をお願いします。

セキュリティソフトの種類によって、性能にも違いがあるようです。遅くて耐えられない場合は他のセキュリティソフトを試してみることもお勧めします。

実ボクの送受信系のトラブルについて、セキュリティソフトが関係していると思わしきケースが多々あります。
その場合、果たして本当にセキュリティソフトが関係してるかどうか検証していただくために、一時的にセキュリティソフトを無効化して試してみることをお願いせざるを得ないケースがあります。
ご理解お願いします。



このページは、実ボクの送信不可問題に悩んで調査を進めていく中で見つけた「秀まるおのホームページ」内の記事を元にしています。とても参考になりました。この場を借りて、ありがとうございました!

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