この現実と向かい合って、もっともっと策を練る必要があるなと、誕生日の運転中に考えを巡らせました。
(ネット対戦の条件は、基本技術の習得…)
チュートリアルとして位置づけしている基本技術の習得までが難しいと、10年以上に渡って何度も言われてきました。
が、難易度に関しては強くこだわっており、ずっと意地になって守ってきた実ボクのコアとも言える部分…。
ボクシングという競技は、ディフェンス技術の上にある競技である。
たった一発の被弾で今後の人生に影響が出てしまう競技なのだから、最低限のディフェンスができない者はボクシングをやってはいけないのだ。
実ボクはボクシングジム運営を続けられなかった私が、ボクシングを伝えたいという一心で作ったゲーム。
ボタンの連射やいい加減なプレイをした者に「基本技術の習得」なんて称号を与えるわけにはいかない…。
(はっ!)
確かにそうなのだが、今はネット対戦の場に新人さんが辿り着けていない現状を改善したいのだ。
改善する事だけに集中してみると…
自分のボクシング競技へのこだわりが「ネック」になっちゃいないか?
(なってる!)
ここに気が付いてから、どうすべきか考え、ひとつの決断に至りました。
最初の「基本技術の習得」まで、comボクサーの野村君は手加減をしてくれます。
(具体的には、野村君のパンチ力が3/4)
この決断を過去の私に伝えたら、怒りだすかもしれない、そんな決断です。
が、周囲が変化するように、実ボクも変化し続けます。今回の変化もまた実ボクの楽しみの一つです。
どうなるのか、ユーザーの皆さんも推移を楽しんでもらえたら幸いです。
追記…更なる難易度低減策として、ジャブの習得がこれまで最低でも二戦必要だった部分を一戦でも習得できるようになりました。
ストーリーモードの難易度を低減させるため、基本技術習得前の野村君パンチ力を3/4に減らしました。
(完全版の皆さんはすでに基本技術の習得を終えているため、ダメージ軽減スパーを楽しむことはできません。)
ハードルを下げた事でどれだけネット対戦の場にユーザーが来てくれるのか…?
効果に注目したいと思います。
実写でボクシングは、これまで難しいと指摘されるたびに、難易度を下げず、攻略に向けたアドバイスばかりを充実させてきました。
実写でボクシング公式攻略サイト
実写でボクシング公式wiki 攻略ページ
新人さん向けの攻略記事
フリーゲーム攻略wiki
しかし、どんなに文章でコツを伝えようとしても伝わりませんでした。
もういくら攻略記事を増やしたとしても効果はないでしょう。
実ボクを公開してからもうすぐ12年、難易度そのものを下げたのは今回が初めてです。
ボクシングを愛するあまり?かたくなに難易度下げる事に抗ってきましたが、いくつもの要素が私を柔軟な考えに至らせてくれました。
- 他のゲームを遊ぶ際、表示される文章を自分はちゃんと読んでいるかと自問自答した。
- 他のゲーム作家のゲームで難しいゲームがあった。どんなに作りこんでも「難しい」という事で遊ばれないのは悲劇だ。
- ユーザーのふぐり山さんがストーリーを何度もやってやっと辿り着いたと教えてくれた。
- 頑固はあらゆる脳障害の初期症状、特徴の一つだと本で読んだ。
- 娘や息子、世代の違う生き様を見ていると、大人こそ柔軟であるべきだと感じた。
- ネット対戦は相変わらず面白すぎるのに新人さんがこない。
- ユーザーの皆さんが実ボクを宣伝してくれているのに応えられていない。
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